インタビューNo.002

製造業未経験で
派遣から正社員に

結婚をきっかけに転職を考え、初めての派遣でしたが正社員登用もして頂いて感謝しています。

年齢28歳
性別男性
学歴帝京平成大学 現代ライフ学部
日本大学三島高等学校 普通科
職歴パチンコ店員 6ヶ月
クリーニング店 3年6ヶ月(工場長経験)
現在の仕事表面処理
(入社日 2018年6月)
(正社員登用日 2019年7月)

ヒトリレ:

駒形さんは大学でスポーツ医学を専攻していたと伺っていますが、大学で学んだ分野と違う道を歩んだ理由は何かありますか?

駒形さん:

三島市から東京まで通学していたので、資格取得に必要な実習時間が取れませんでした。
それがきっかけでスポーツの分野から職種を探すのは止め、ごく普通に就職活動をしていました。

私の場合、特にこれといって興味があるものはなく、仕事になったものに対して知識を深めて仕事を好きになっていくタイプなのだなと、仕事をし始めて思うようになりました。

また結婚をきっかけに将来のことも考え、土日休みかどちらかでも取れればと思うようになりました。
クリーニング店勤務時に会社に相談したのですが、職業柄休みを取れず有給休暇もあってないようなものと言われたため、退職を決断しました。

そんな時期にBRICSを知り、相談したところ土日休みの仕事を提案して頂き、製造業への転職を決断しました。

ヒトリレ:

結婚などプライベートの重大イベントは転職を考えるきっかけになりますよね。
転職の際にBRICSを選んだ理由と、今の就業先を選んだ理由は何ですか?

駒形さん:

学生時代からずっとサッカーをしていて社会人になってからも社会人サッカーチームに入っています。
BRICSは私の所属するチームのスポンサーでして、転職の相談をチーム代表にしたところ、仕事の悩みがあるならBRICSに相談してみたらと言われたのが最初でした。

私の希望する休日、給与、福利厚生などを話すことでどこの企業とマッチングするかを親身に考えてくれ、現在の就業先に出会うことができました。
就業先の決め手は単純作業ではない職務内容だったので、自分自身の成長が実感できるのではと思ったことが大きかったですね。

ヒトリレ:

駒形さんが所属しているサッカーチームの『SS伊豆』は、伊豆半島から世界をスポーツと語学で可能にする地域密着インターナショナルスポーツクラブ、スポーツ&ソサエティーイズとして活動してますね。
弊社も数あるスポンサーの中の1つです。

ちなみに就業先の仕事内容は「表面処理」とのことですが、製造業にかかわりがないと耳にする機会もないですよね。
ざっくりとご説明頂いてもよろしいでしょうか?

駒形さん:

簡潔に言うと鉄鋼製品の強度や耐久性、耐熱、耐食、摩耗の低減等を目的として素材の表面に施す加工のことになります。
自動車のボディや内装の形をかたどるための「金型」に処理を施すことが多いです。
他にもPCやスマートフォンの電子素材や、医療用機器の製造現場で使われている金型を相手にすることもあります。

ヒトリレ:

ありがとうございます。
仕事の内容以外に、職場の雰囲気も働く上では重要ですよね。
今の就業先の雰囲気を教えていただけますか?

駒形さん:

和気あいあいとしていて、一日一日過ごしやすいです。

正直、表面処理という仕事は簡単ではなく知識と技術が必要になります。また、その日その日で各自担当の仕事が振られる仕事場なので、責任感もあり最初は辛いかもしれません。
ですが、先輩社員さんたちも同じことを経験して今に至るので長い目で見てくれますし、困っていることや分からないことは何度聞いても親身になって教えてくれるので、初めての製造業でも心配はなかったです。

ヒトリレ:

「職場が合わない」も転職理由として多いので、良い人が揃っている職場だと安心して長く働けますね。

駒形さんはずっと正社員で働いてきて、今回が初めての派遣社員という働き方でしたが、実際に派遣として働いて感じたことを教えてください。

駒形さん:

派遣といえば月給制ではなく時給制、賞与がない、契約更新されない恐れなど、無期雇用(正社員)で働いていた人ほど抵抗があると思います。
実際、私も正社員で工場長をしていた立場から派遣になるということで、最初はすごく悩みました。
派遣から正社員登用があるといっても、いつになれば社員になれるのかと。

ですが派遣先で働いてみると現場の上司は常に様子を気にかけてくれますし、「うちとしても早く社員で取りたいから」「会議の時に役員に話してみるから」と、具体的にいつの会議で議題に上げるなどを話して頂けたので安心することもできました。
派遣で感じたことは、派遣先の上司は特に派遣で働いている人のことを気にかけながら心のケアもしてくれるということです。

ヒトリレ:

『社員登用制度あり』と謳っていても『準社員(契約社員)止まり』だった、というトラブルも派遣では少なくありません。
その点、今回の就業先は真剣に正社員登用に取り組んでくれて、1年で正社員として登用して頂き私たちも嬉しい限りです。

派遣元である私たちBRICSに関してはどうでしたか?

駒形さん:

私の場合、スポンサー企業への入社ということもあり贔屓目で見てしまうこともありますが、BRICSで働いている皆さんが派遣の方一人ひとりにしっかり向き合ってくれてると感じました。
アレをこうしたい、働いてみてちょっと思ったのと違ったなど、ほんとに小さな悩み事から大きな悩み事まで面倒を見てくれる会社です。

私はBRICSが現在の会社との間に入ってくれたからこそ今があるので感謝していますよ。

ヒトリレ:

ありがとうございます。
これからも一人でも多くの方に、地元で働いて幸せになる手伝いをしていきますので応援よろしくお願いします。(笑)

最後になりますが、製造業へのキャリアチェンジを考えている方や、駒形さんのように初めて派遣という雇用形態を検討している方に何か先輩としてアドバイスお願いします。

駒形さん:

製造業は日本のみならず世界でなくてはならない事業です。
グローバルに働きたいと思っている人、人の役にたちたいと考えている方にはピッタリかと思います。
製造において技術は必要不可欠なものですが、必ず周りの人が助けてくれます。安心してください。

そして何より派遣を通してより多くの人と関りができますし、評価してくれる人も多くなり、自分の価値を飛躍的に高めてくれるものと私は考えます。
まずは自分自身に合う職業をBRICSで見つけてみてはいかがでしょうか。

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